ソーラーバッテリー今が一番安く買えます。むしろ今しか無いでしょう。

でんきのおはなし
世界最大級ソーラーファーム

2025年7月1日から、西オーストラリア州の政府からソーラーバッテリー購入の個人、もしくは小規模なビジネスに補助金が出る素敵なプログラムが始まっています。補助金は、Synergy管轄内なら5000ドルHorizon Power管轄内なら7500ドルが支払われます。(通常はバッテリー施工の際に合計から割引される)さらにさらに、10000ドルまでの利息なしでの政府のローンも利用でき、支払い期間は10年間まで選べるようです。ただしこのローンを利用するには世帯年収が21万ドルを超えない世帯という制限があります。もちろんこの他にもいろいろと条件があり、

  • 州政府公認の施工業者を使うこと
  • 管轄の電力会社公認のブランドのソーラーバッテリーを設置すること
  • VPP(Virtual Power Plant)の参加を承認すること

などの条件を満たす必要があります。この中のVPP、Virtual Power Plantというのは、ソーラーパネルやソーラーバッテリー、その他(おそらくジェネレーターとかのこと)から、コミュニティの電力が足りなくなりそうなときにあなたのソーラーシステムから電気を売ってコミュニティで使えるようにする、というシステムですが、要はソーラーパネルを導入するときに余った電力を電力会社に売るシステムのことだと思われます。最近だとPiara WatersなどのサバーブにCommunity Batteryなんていうのを設置したなんて話も聞きますが、面白い試みだと思います。勝手な想像ですが、公共の場にソーラーパネルを設置してそこから充電したり、Communityで昼に余ったソーラーの電力を売って電力会社へ戻す時に一部Community Batteryに流して充電したりしてるんですかね。

ここまでは西オーストラリア州のソーラーバッテリーの話でしたが、オーストラリア政府でもこのバッテリーの補助金を別途でやっていて、バッテリー購入・施工価格の30%を補助します(業者の価格から割引)というものです。これはオーストラリア全土適用です。西オーストラリア州以外にお住いの方は前述の補助金とは違う、それぞれの州政府独自のスキームがありますから、それぞれお住いの州政府のWebpageをご覧ください。これは各州政府の補助金に上乗せで補助されますので、今しか無い、と言っているのはあながち嘘ではないとお判りいただけるのではないでしょうか。

さらにこれは今まで通りですが、オーストラリア政府のソーラーパネルの補助金も2030年まで進行中です。地域のソーラー施工業者で計算してもらえますが、お住いの地域によって気候ゾーンが4つに分かれていて、それぞれの割り振られた数値をソーラーシステムが作り出す電力量で掛けて、さらに2030年まであと何年あるかを掛けてポイントを割り出します。(STC’s: Small-scale Technology Certificate) このポイントによってあなたの補助金の金額が変わってきます。 ソーラー施工業者によってはこの計算方法を詳しく説明してくれているところもありますので興味ある方は調べてみて下さい。

どのバッテリーを選ぶかはあなた次第ですが、いくら電力会社公認だと言え、あまり聞いたことのない会社、ブランドのバッテリーはお勧めしません。あまり安すぎるのも。バッテリーは何といっても質が大切ですので、かなり能力に違いが出てきますし、耐久性、安全性なども違います。施工業者選びも大切です。できれば知り合いや口コミやご近所の既に導入されている方なんかに話を聞いてみるのもいいかもです。こういうテクノロジーが大好きで私なんかよりもよっぽど知識豊富なホームオーナーさんなんて山ほどいらっしゃいますので。もしバッテリーの設置位置が車庫の中で車をぶつけてしまう可能性がある方は黄色の支柱(Bollards)を設置することを強くお勧めします。

bollard

ということで今日はソーラーのお話でした。おそらくここまでこのソーラーバッテリーが安く買えるのはもう無いだろうというくらい今が旬のお話でした。少しでも導入を考えている方、今ですよ。今。どこのソーラー施工業者も大忙しですがぜひ見積りを取ってご検討下さいね。本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。役に立ったよ!という方はぜひ下のバナーをクリックお願いします。ではまた。

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