新築工事現場で温かいごはんを食べる

でんきのおはなし

先週から、新築現場での配線の仕事をしています。今回は4軒まるまる配線するのでなかなか仕事量が多いですが、普段は電気自動車のチャージャーだけだったり、パワーポイントを追加したり、エアコンを取り付けたりなど、部分的な配線しかしないですが、今回は久しぶりに最初から最後まで配線できるので、これはこれでかなり勉強になるので楽しいです。

今回のお家は普通のレンガの壁の、木材の屋根という非常にここ西オーストラリア州では典型的な家の作り方です。まだ壁もむき出しのレンガで、天井も屋根の瓦もついていません。この状態で設計図を見ながら、どこにライトがあって、どこにスイッチがあって、どのライトをスイッチするか、エアコンの位置やスモークアラーム、パワーポイント、データポイント(モジュラージャック)、TVアンテナなど色々な位置を確認しながら配線していきます。

新築
新築2
新築3
新築4
新築5

上の写真は天井や壁ができる前に配線だけ先にしている状態です。天井や壁ができてしまうと細かな傷もつけられなくなるし、いろいろと配線するには不具合が沢山あるし、何しろ時間も相当かかってしまうので先に済ませてしまいます。白い箱はジャンクションボックスといって、配線が複雑に接続されている部分です。あちこちケーブルを通してしまうと、今後の電気障害の発見が大変になるので、こういったジャンクションに配線の接続部を集めて不具合発見をできるだけ簡単にシステマティックにできるようにしています。

さて、こういった工事現場ではもちろんまだ家には電気が来ていません。パワーポイント(コンセント)も無いですし。ということで表題の温かいお昼ごはんを食べるにはどうしたらよいか、というところですが、家の中までは電気がきていないのですが、実は外にはもう来ていて、一時的な配電盤があるんです。その中に大体2つくらいはパワーポイントがあるので、そこから延長コードを繋げていろいろなパワーツールを使うこともできます。まあ最近はほぼバッテリーで動くパワーツールばかりですが、大型の機械はまだまだ有線でつないでいるものが沢山あります。で、私の仕事用のバンにはいつも電子レンジが積んであるので・・・。

工事現場でチン

ちょっと面白い画ですが、こんな感じで一時的な配電盤から電気を取って、お弁当をレンジでチンすると、こんな工事現場でも温かいランチが食べられる、というお話でした。やっぱり冷たいお弁当よりも温かいお弁当の方がおいしいですよね。ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。温かい方がいいよね、という方は下のバナーもクリック頂けると嬉しいです。ではまた。

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