コミュニケーションケーブルのコースがなかなかしんどい・・・

でんきのおはなし
コミュニケーションラック

現在、2025年7月ですが、最後の選択科目をスパーキーの専門学校で2週間やってます。が、これがまたなかなかしんどいんですよね、ケーブルはめっちゃ細いし、何しろ数が多い。ターミナルというケーブルを配線するところも必然的に小さく細かいので、50過ぎのおじさんにはつらいつらい。笑。これは40代半ばの方以降はうんうん、そうだね、と納得してもらえると思いますが、老眼ですね、老眼。若い子たちはサクサクと進んでいきますが、私と、もう一人41歳の人がいるんですが、彼も結構苦労してます。でも彼は見習いではなく、もうすでにコミュニケーションケーブルを扱う仕事をしているんですが、資格がないので、その資格を取るためにこの2週間のコースに来ています。

Kroneブロック
今日の実技

私も含め彼以外の生徒はみなスパーキー見習いでもう3年色々と経験してきていますので、色んな資格をかなり短い時間でとれるんですよね、制度的に。このコミュニケーションケーブルの資格もその一つ。もちろん電話会社やインターネットケーブル、MBNやら光ケーブルのインフラは触れませんが、お家や会社やお店などのインフラからプライベートに変わるポイント以降はすべて触れる、オープンケーブラーという資格がもらえます。もちろんスパーキーの最後の試験を通って、ちゃんとA級ライセンスを取得したら一緒にこのOpen Cablerの資格ももらえる、という流れです。ちなみに先ほどの見習いではない41歳の彼は、この2週間が終わっても、360時間の実務経験をして、その証明がないとこの資格はもらえません。大変ですね。

この他にもエアコンなどの資格も簡単に取れます。家庭用と小さい業務用、11kwh以下のエアコンなら取り付けられる資格も確か3日?とかのコースでとれるはず。これはスパーキーの見習い3年目以降なら誰でも取れるし、これはスパーキーのライセンスが無くてもそのまますぐに使えます。但しもちろん電源の方は配電盤につなげることはできないし、エアコンの室内機から室外機までの配線しかできません。もちろんエアコンのパイプの接続はこの資格でできます。

あとはケーブルが細かいだけではなく、今まで3年間習ってきた理論の基礎となる、スパーキーのバイブルとも呼ばれるルールブック、AS/NZS3000というものがほぼこのコミュニケーションケーブルには通用しないので、改めて新しいコミュニケーションケーブル用のルールブック、AS/CA S009という新たなバイブルを一から勉強しないといけないのです。電線とか、家の中の配線からどのくらい離さないとコミュニケーションケーブルを通せない、とか、塩ビパイプにいれる、とか、地下を通す時は、とか、防水耐水が必要な場所とか、まあこれも沢山ルールがあるので、そのルールをまた最初からお勉強しているわけです。電気の時と同じような時もあればまったく違うのもあるし、一応アース線とか共通の話題もあるんですが、ルールが違う。これがまた混乱させるんですよね。しかも2週間と短いコースなのでかなりの詰め込み。今週みっちり座学と実技練習をして、来週頭月・火にはもうテストです。50問のクローズドブックのテストと、40問のオープンブックテスト。それに実技試験。いやーもう毎日8時から3時過ぎまでみっちり教室で勉強してから、その足で近所の図書館に2時間くらい籠って復習。いやーたいへんだこりゃ。で、この科目が終わってもう一つ、3日間の科目をやってついについに学校が終わります。頑張ってます。

ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。ではまた。頑張ってるね、応援してるよ、という方は↓もクリックお願いします。

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