ラベルを確認 対応電圧、インプット アウトプット電圧、電流 プラグの種類
はじめに
今年の初めに日本に帰った際に、レーザーレベルを買ったんです。レーザーで水平を出す機械なんですが、すごくいいやつを買うと結構高いんですよ、800ドルとか900ドルとか。安い120ドルくらいのもあるんですが、そうするとレーザーの線が2本くらいしかなかったり、360度レーザーが出ないので肝心なところにレーザーの線が照射されなかったりで使い勝手が少し悪くなるんですね。で、日本で調べてみたら1万2千円くらいで買えたんですよ、もちろん800ドル900ドルの製品の品質を期待したわけではないんですが、日本で買うなら安くてもそれなりの製品が手に入るじゃないですか。とりあえず見習いの給料ではなかなか高いレーザーは手が出ませんから、ちゃんとスパーキーのライセンス取れた暁にはご褒美として購入してもいいかなと思っていて、それまでのつなぎ、という感じで買いました。で、予備のバッテリーもついてたんです。あとは充電用のACアダプター。レーザー自体はまあそこそこ使えるので良かったんですが、ACアダプターがすぐ壊れてしまったんですよ。ちゃんと電圧は対応していたんですが。で、仕方ないのでEbayで同じものを探して、日本のコンセントじゃなくて、オーストラリアのコンセントのタイプIを買ったんです。で、ちょっと考えたんですが、これってもしかして日本から持ってきたから、日本で同じのを買って送ってもらったりしてる人がいるんじゃないか、と。こちらでも買えるんですよね、選び方だけ間違えなければ。ということで、ACアダプターの選び方のおはなしです。
ACアダプターってそもそも何なの?
ACアダプターは、お家の交流電流(AC, Alternating Current)を直流(DC, Direct Current)に整流といって整えて、電圧を下げ、電流の量を調整する機械です。簡単に言うと。電池の仕組みは交流(行ったり来たりしてます)を出力することはできず、一方通行に出力することになります。つまり直流です。なので直流電流をACアダプターを通して電気機器に流しています。
まずはラベルを確認してください
壊れてしまった、もしくはもう一つ欲しいなどのACアダプターのラベルをまずは確認してください。日本のもので、こちらで使っていたということは大抵100-240ボルト対応などになっていると思います。オーストラリアで使うのなら240ボルト対応していればいいんですが、プラグがタイプIのオーストラリアのピンなら基本的には240ボルトに対応しているので特に気を付けることはないと思います。ちなみにこの240ボルトというのは入力電圧です。
次に出力側の確認をします
例えば、出力DC5V/2Aなどと書いてあるはずです。これはDC,すなわち直流の、5ボルト、2アンペアを出力します、という意味。オーストラリアのコンセントは交流240ボルトですので、それを直流に整流してさらに5ボルトまで下げ、電流は2アンペアを出力します、ということです。この出力の値がまったく同じものを選ぶと良いです。この値が小さいと充電できないし、大きすぎると過負荷で熱くなったり、下手したら火災の原因になりますのでくれぐれもこの値は同じものを探してください。
次に出力側のプラグのサイズと極性(+、-)を確認します
これはDCプラグと呼ばれているもので、要はコンセントとは反対側の丸いピン側のプラグです。サイズに関しては計らなければわからないので、ノギスがあればノギスで測るのが一番確実ですが、おそらく普通のご家庭にはないと思いますので、定規で結構なので、丸いピンの外径と内径を図って同じサイズのものを買ってください。もし計測に自信がなければ、色んなサイズのアダプターがついているセットも売っていますので、そちらを購入すると他のものを充電する際にも使えるかもしれませんね。※ただし前出の出力ボルトと出力アンペアを必ず確認してください サイズが分かればもう一つ大事な、極性を調べます。これはACアダプターのラベルを見ればすぐわかるのですが、

このマークを確認して、あなたのアダプターの極性を調べます。左は真ん中がプラスと繋がっていて、右は真ん中はマイナスに繋がっていますね。左のタイプであればピンの真ん中の穴がプラス(陽性)で、外側がマイナス(陰性)ということです。右のタイプであればその真逆。これを間違えるとショートしてしまう可能性があるので要注意です。極性は絶対に間違えないようにお気を付けください。センタープラスならセンタープラスのものを、センターマイナスならセンターマイナスのものを買ってください。
まとめ
まとめると、まずはオーストラリアのプラグタイプIのもの。次に壊れたアダプターのラベルを確認して、出力ボルトと出力電力(例えばDC5V/3Aなど)を確認する。出力側のピンのサイズを計る。最後に極性をラベルで確認して真ん中がマイナスなのか、プラスなのかを確認する。以上を確認してACアダプターを探してみて下さい。自信がなければ現物を近所の電気屋さん、Jaycarとか、何とかElectronicsみたいなお店に壊れたACアダプターを持っていけばどれが同じものか教えてくれるはずです。まあそうなるとこの記事書いた意味があまりなくなるのですが。汗)ということで最後までお付き合い頂きありがとうございました。ではまた。

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